非常事態宣言が解除されて、約50日ぶりに事務所で業務を行った月曜日、5月25日。
事務所のパソコンを起動し、早速「設定」>「更新とセキュリティ」>「更新プログラムのチェック」を行うと、当然のようにWindows の更新がたくさん溜っているワケで。
作業完了までに30分も要する間、文字の入力が遅くてイライラ。
さらには、年二回の大型アップデート「Windows 10 May 2020 Update(=バージョン2004)の配信が、日本時間では5月28日(木)に開始される始末。どんだけ仕事を妨害するんじゃ!と怒り爆発。
更新作業によるトラブルで、業務に支障が出ないように、今回も手動で更新作業を行うようにしました。
アプリ/ソフト、データ/ファイルはそのまま、システムだけアップデート
バックグラウンドで更新作業を行われていることに気づかずに、いきなり電源を落としてしまう(落ちてしまう)ような事があると、余計な修復作業/チェック作業が行われ、滅茶苦茶時間がかかってしまう場合があったり、最悪起動不能となるトラブルが起きてしまいます。
Windows 10の最新バージョンへのアップデートは、マイクロソフト社のホームページから、”より安全”に、”より確実”に行う事ができます。
更新作業に専念させることで時間も早く済みますし。
ちなみに、アプリ/ソフト、データ/ファイルはそのまま、システムだけアップデートすることができます。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
「今すぐアップデート」をクリックするとアップデートツールがダウンロードされるので開きます。
更新可能な環境か簡易チェックが行われます。特にストレージの空き容量は8GB以上必要です。
「今すぐ更新」をクリックしてスタート。
Windows 10の更新プログラムをダウンロード状況、更新作業を行っている状況が、それぞれ「完了した割合」で表示されます。
相変わらず更新には1時間以上かかります。
今回のバージョンは従来に比べると更新時間が大幅に短縮されている、と言われていますが、残念ながらそんなことはありません。
CPU: core i7、16GB RAM、1TB SSDというパソコンで、更新プログラムのダウンロードで約20分、更新作業で約65分。
1度再起動が必要となります。(機種によっては3度再起動が自動で行われる場合もありました。)
この再起動中の更新作業で約10分。
ログイン後にも更新作業は続き約5分。
合計、1時間40分! 相変わらずです。
半年に一度、このような儀式に付き合わねばならない、というのがWindowsユーザーの宿命。
甚だ迷惑な話です。
これだけの時間を捧げるワケですから、劇的な機能の進化があったりすればいいのですが、今回のアップデートの中味は地味なもの。
Windows 10の公開当初、Windows 7よりも軽快に動作することで歓迎ムードが大きかったのですが、半年に一度のバージョンアップを繰り返すごとに動作がますます重くなり、まともに動作する仕様がますますスペックの高いものを求められるようになっています。
今は仕方なくWindows 10搭載のPCを使っていますが、頭の中はすでにブチ切れています。
米国ではコロナ騒動でパソコンが売れまくっていますが、その多くはGoogle Chrome。
Google Chrome OSのシステム更新は数分で完了することも人気の要因の一つとなっているようです。