テレワーク快適化計画:テレワークでのパソコン”鉄板構成” & マルチディスプレイで作業効率を高める

業務にパソコンが欠かせないワーカーが、自宅での業務を快適に行うには、どのような機種がいいでしょうか?

業種/職種、職務によって構成は異なってきますが、あくまでも一例として、見ていきたいと思います。

一昔前はパソコンは会社から支給される事が多かったものですが、個人のPCを会社に持ち込んで仕事に使う「BYOD」(Bring Your Own Device)が多くの企業/組織で容認されるようになってきています。

「BYOD」の導入も、Googleの有料版「G Suite」をベースにすることで、セキュリティ面での問題も運用でカバー可能となっています。

自宅で業務を行うにあたって、パソコンを買い替えたい場合のおススメ構成についてまずは見ていきます。

#ちなみに「買い替え」というよりも「買い足し」することにして、既存のPCと併用するのがおススメです。
トップ画はThinkPad X1 Carbonの2012年モデルに2015年モデルの中古を買い足しして2台併用で愛用しているものです。

この記事の内容

ビジネス・パソコンに求められるスペックは

ビジネスでWindows 10を搭載したパソコンを快適に使いたいならば、最新バージョンが「2004」を迎えようとしている現時点では、下記のようなスペックが最低限でも欲しいところです。

  1. CPU:Intel Core i3 or ADM Ryzen 5以上
  2. メモリー:8GB以上
  3. ストレージ:SSD 256GB以上 

これらのスペックのPCであれば、現状のWindows 10で大きな負荷がかかるWindows Updateやメンテナンス作業が、バックグラウンドで動作しはじめても、耐えうる構成となることでしょう。

また、ビジネスアプリの中核となっているMS Office、Word, Excelなども快適に使えるかと思います。

これから買うなら14インチでフルHD以上の解像度の機種がおススメ

在宅だけではなく、商談や出張などでも使いたい場合にはノートPCとなるわけですが、持ち運びを考えると、サイズと重量が大きなポイント。

最もリーズナブルなノートPCは、画面サイズが15.6インチの機種となります。しかしこれではビジネスバッグには大きく、重いです。

#家の中だけで使うということであれば、かえって安くていいかもしれませんが。

小型PCは、以前は11.6インチ、現在では縦横比の変化により、12インチが主流となっていますが、価格の安いものはスペックが低いものが多く、ビジネスでの実用には向かない、いわゆる”サブノート”といわれるものが多いです。大画面モニターとの接続、USBポートの数、画面解像度などに制約があり、満足な仕様の機種となるとかなり高額なものとなってしまいます。

現時点で、価格性能比で最もバランスが取れていると思われるのが14インチのモデル。(従来13.3インチ)

解像度がHDの1920 x 1080以上のものであれば、デスクトップを広く使え作業効率が上がります。今ドキはDVDドライブが内蔵されていなくても不自由はしないことでしょう。

Dell Inspiron 14かLenovo IdeaPad S340あたりがリーズナブルでオススメの機種となりそうです。

中古でも構わなければ、Lenovo ThinkPad X1 Carbonのリース上がりのもの(トップ画)が最近は中古市場に数多く出回るようになってきておりオススメです。

大型モニターとの組み合わせでマルチモニター

24~27インチクラスの液晶モニターがかなり安くなっています。

ノートPCとHDMI、VGAケーブルなどで接続することで2画面での広い領域で作業が可能となり、効率が大幅に向上できてオススメです。

マルチディスプレイの方法については、次の記事もあわせてご覧ください。

あわせて読みたい
ノートPCを大画面モニターにつないで「マルチディスプレイ」でラクラク&快適作業 *内容をWindows 10環境に沿って更新しました。 オフィスのデスクにノートパソコンを据置きして利用する場合、画面が比較的大きい15,6インチのタイプでも、文書の作成、...
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
この記事の内容