仕事にならない、生産性を著しく低下させるWindows Updateは、もううんざり!

低価格のPCのスペックである「Intel Celeron CPU、メモリー:4GB」は、もはやWindows 10では使い物にならない!と感じています。

5万円以下で購入できるPCなんですが、文書作成や事務作業を行っている分には特に問題はないのですが、いったん裏でシステムのメンテナンス作業やアップデート作業が始まってしまうと、仕事にならないほど遅く、重い動作になってしまいます。

そして、その更新作業が長いのなんの。。。

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「Windows Updateは、うんざり」

システムの不具合を修復するための更新プログラムに不具合がある状態でWindows Updateが配信されてしまうのは、今に始まった事ではないのですが、年を追う毎に酷い状態になってしまっています。

たとえば、2020年2月28日に配信された”オプション”の更新プログラムを適用すると、非力なPCでは1時間以上更新に時間がかかってしまう状態です。

#”オプション”の更新プログラムは、次回の第二水曜日の月例更新プログラムにも含まれ、不具合があればそれまでに修正された状態で配信されるので、スルーすることができるのではありますが、「ダウンロードしてインストール」をクリックしたくなってしまうものですよね。

顧問先のPCでは、更新作業に1時間以上も要し、挙句の果てにブートローダーが破損し、起動できない状態になりました。

やっぱり「CPU:Celeron、メモリー:4GB」ではキツいかも

弊社のPCを引っ張り出してきて実際に試してみました。

Core i5, Core i7搭載のPCでも完了までに15分~20分もかかってしまっていますが、Celeronでメモリー4GBのPC(左端)では70分もかかっており、ブラウザでもOfficeでも文字入力があまりにも遅くて使い物にならない状況です。

再起動後も更新作業は続きます。

パソコンの買い替えを求められる今のWindows 10

最近での業務パソコンの”鉄板構成”と言えば「CPU:Core i5、メモリー:8GB、ストレージはSSD 」となるわけですが、そんな”鉄板”スペックであってもシステム更新/メンテナンス作業がウラで動作しだすとパフォーマンスが低下してしまうものです。

一方で、「CPU:Celeron、メモリー:4GB」の”非力”スペックでは、仕事にならないほど動作が遅く/重くなってしまうことがあります。

Windows 10は半年に一度、よせばいいのに、システムを入れ替えてしまうほどの大規模アップデートを継続しています。

その最新版は2019年の秋にリリースされた「1909」。Windows Update対応のためだけに、高スペックなパソコンを求められているように感じています。

最近のGoogle ChromebookのCMで揶揄されても言い訳はできないことでしょう。

 

前述の顧問先のトラブルを仮想環境で再現してみると、、、起動不能となりました。

もう十分使えるんだからこれ以上新機能を盛り込まなくてもいいんじゃない?

今年1月には、Windows 10はセキュリティ上、深刻なバグを露呈しています。その影響は今だ続いているようです。

この酷い状況のWindows Updateのためだけに、パソコンを買い替えないことには、生産性が著しく低下してしまっている、昨今のWindows 10の状況です。

もう十分に使えているんだから、これ以上新機能を盛り込まなくてもいいんじゃないでしょうか、と言いたくなります。新しい機能を盛り込む度に修正プログラムを作成し、配信しなければならなくなるわけで。イタチごっこですよね。

・・・とかなり”Windows Update”のことをディスってしまいましたが、Windows 10そのものについては便利に使用させていただいていますし、これからも使い続けていくつもりです。何とかWindows Updateの問題が治まるよう、願ってやみません。

非力なPCをChromebook化してしまうという選択肢

ちなみに、「CPU:Celeron、メモリー:4GB」というスペックは、Chromebookにとっては十分なスペックです。

新しく高スペックなパソコンを購入したら、Chromebook化してしまう、というのも一つの選択肢になるかと。

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