インターネット経由でパソコンの遠隔操作やサポートが可能となるTeamViewerのバージョン11が登場。
インタフェースの改善、パフォーマンスの向上の他、Google Chromebookにも対応したほか、Androidデバイスへの無人アクセスが新たに可能となっています。
早速試してみました。
TeamViewer Hostの追加
Androidデバイスに無人アクセスができるようにするには、Playストアで「TeamViewer Host」を追加インストールします。
- 現時点ではBetaとなっています。
同時にプラグインの追加を求められるので案内に従って追加します。
TeamViewer Hostを起動
アプリを起動してTeamViewerのIDとパスワードでログインすれば「無人アクセス」の待機状態となります。
遠隔のPCから接続
離れた場所にあるPCでTeamViewerを起動し「コンピュータ&パートナー」画面のリストにAndroid端末が表示されたらダブルクリック。
「リモートコントロール」画面が現れ、Androidの画面が表示されます。
PC側のマウスで画面操作を行い、キーボードで文字の入力ができます。
Androidのリモート操作時の機能メニュー
「ダッシュボード」画面では、Android端末の情報が取得できます。
「アプリ」画面では、インストールされているアプリの情報を。
「プロセス」画面では、稼働中のプロセスの状況を確認できます。
「ファイル転送」画面では遠隔のPCとリモート先のAndroid端末との間でファイルのやりとりができます。
Android スマホ/タブレット向けのTeamViewerアプリは以前からありましたがAndroid端末から遠隔のPCを操作するものでした。
この逆もできるようになったことで、タブレット操作の遠隔サポートなどが可能となったり、システムの遠隔からのメンテナンスが容易に行えるようになって便利なものとなっています。
特にKIOSK端末、情報端末などをインターネット経由で行う場合だけでなく、個人用途でも便利に使えそうです。