Apple M1チップ搭載のMac mini 2020。税込79,800円で、メモリー8GB、256GB SSD搭載の最安機種を買ってからあまり触っていなかったのですが、この年明けにParallels Desktop 17を入れてみたら、かなり快適に使えており、最近ではメインで使うようになってきました。
Mac miniでのデュアルディスプレイはかんたん。標準で2台のディスプレイにケーブルで接続して「デュアルディスプレイ」で使うことができます。
これにより、2つのディスプレイによる大きな作業領域を利用できるわけなのですが、トップ画像のように、左のモニターにはMac、右のモニター上ではParallelsによるWindowsを動かして、同時並行で作業ができるのも便利です。
モニター2台とケーブル2本でデュアルディスプレイ
M1 Mac mini 2020にはHDMIポートは1つしかありませんが、USBタイプC形状のThunderbolt対応のポートとモニターを接続すればOK。
一台のモニターには、「HDMI – HDMI」のケーブル、二台目のモニターには、上記の「HDMI – USB-C」のケーブルで接続しています。
デュアルディスプレイの設定
Macの「システム環境設定」>「ディスプレイ」を開きます。2台のモニターがケーブルで接続された状態ではディスプレイの画像が左右に表示されます。
もしも位置関係が逆となってしまっている場合、ディスプレイ画像をマウスでドラッグして、位置を入れ替えます。上下などの配置も可能ですので、実際の位置に合わせて配置を決めます。
続いて、ディスプレイ設定」をクリックすると下記の画像が出ます。
モニターごとに設定の変更ができます。どちらのモニターをメインにするかは「使用形態」で選択します。
メインとなるディスプレイは「主ディスプレイ」に、サブディスプレイは「拡張ディスプレイ」を選択します。
2台のディスプレイが別々の機種の場合、「解像度」やリフレッシュレートなども調整します。
M1 Mac mini 2020 ビデオのサポート
最大2台のディスプレイを同時サポート:
- Thunderbolt経由で接続した最大6K解像度、60Hzのディスプレイ1台と、HDMI 2.0経由で接続した最大4K解像度、60Hzのディスプレイ1台
Thunderbolt 3デジタルビデオ出力に対応
- USB-C経由でDisplayPort出力に標準対応
- アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2、DVI、VGA出力に対応
HDMI 2.0対応ディスプレイへのビデオ出力
- 1台のディスプレイ(最大4K解像度、60Hz)に対応
- DVI出力:HDMI – DVIアダプタ(別売り)を使用