Windows 10タブレットの容量を節約:ストアアプリをMicroSDカードに移動

Windows 10は、一般向けのバージョンでは、1年に2~3回程度、大型のアップデートが行われる予定となっています。

2015年7月29日に一般公開となったWindows 10ですが、11月には初めての大型アップデートとなるTH2(Threshold 2)がリリースされています。

この中で、Windows 10 タブレットユーザーにとっては、嬉しい機能修正が行われています。それが、「ストアアプリをMicroSDカードなどの他のストレージに移動できる」というもの。

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「新しいアプリの保存先」の変更

従来、Windows 10では、アプリの保存先はメイン・ドライブ(通常はCドライブ)だけでした。

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「設定」>「システム」>「ストレージ」の画面では、新しいドキュメント/メディアファイルの保存先として、デフォルトの設定をMicroSDカードなどの外部ストレージにすることができますが、「アプリ」については、保存先の変更ができない状況にありました。

それに対して「TH2」では、アプリについても保存先の変更ができるようになっています。

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「設定」>「システム」>「ストレージ」を開いて、「保存場所」欄にある「新しいアプリの保存先」で、保存先をMicroSDカードなどに変更することができます。

これにより、今後、「ストア」からインストールを行ったアプリについては、指定した保存先に追加されるようになります。

タブレットなど、メインストレージの容量が少ない機種の場合、容量の節約が可能となります。

既存のストアアプリの保存先の変更

「ストアアプリ」に限られますが、すでに導入済みのアプリをMicroSDカードに移動させることも可能です。

「設定」>「システム」>「アプリと機能」で、導入済みのアプリの一覧が表示されます。

この中で、ストアプリをクリック or タップした場合には、「移動」というボタンが表示されます。

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この「移動」ボタンで、アプリの保存先を変更できます。

TH2にアップデートされているか?の見分け方

TH2(Threshold 2)にアップデートされていないと、上記のような変更は行えませんが、自分のPC/タブレットが、TH2にアップデートされているかどうかを確認するには、「設定」>「システム」>「バージョン情報」を開きます。

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TH2では、「バージョン」、「OSビルド」欄が追加されています。

ここで、バージョン:1511、OSビルド:10586.xx 以降の数字であれば、TH2にアップデート済みであることになります。

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