パソコンが遅くてイライラする時に、「電源オプション」で”高パフォーマンス”にし、「視覚効果」を調整

Webブラウザーでネットを参照したり事務作業を行ったり、メールのやりとりを行い、ExcelやWordで資料/文書を作成するくらいならば問題なく使えているパソコンも、たくさんのアプリを同時につかったり、ヘビーな作業をさせると、動作が緩慢になってしまう場合があります。

今回は、そんな時の対処方法について、「電源管理」、「視覚効果」の2つの設定変更について見ていきます。

まずは、電源管理状況についてチェックします。

この記事の内容

電源オプションで「高パフォーマンス」に

「スタートメニュー」>「設定」>「システム」>「電源とスリープ」を開きます。

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この中の「関連設定」にある「電源の追加設定」をクリック。

すると、コントロールパネルの「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面が現れます。

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ここで「省電力」にチェックが入っていると、パソコンの本来の性能が発揮できません。

パソコンの性能を最大に発揮できるように設定を変更します。

「追加プランの表示」のところにある三角マークをクリックします。

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「高パフォーマンス」という項目が現れたら、こちらにチェックを入れます。

これにより、消費電力は多少増えますが、性能は最大に発揮されるようになります。

細かい設定を行いたい場合には、「プラン設定の変更」をクリックします。

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設定は、「バッテリ駆動」時、「電源に接続」時に分けて行うことができるようになっています。

バッテリーのみで動作させる場合には、電源への接続時に比べて、電力消費を抑えるような設定になっています。

「視覚効果」を調整してパフォーマンスを向上

2つ目の方法は、「視覚効果」を調整して、性能を向上させる調整です。

「スタートボタン」を右クリックすると、次のようなメニューが出ます。

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「コントロールパネル(P)」をクリック。

右上の検索ボックスで「視覚効果」で検索します。

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「Windowsのデザインとパフォーマンスの調整」をクリックすると、次の画像のような画面が現れます。

標準では「コンピュータに応じて最適なものを自動的に選択する」になっています。

「パフォーマンスを優先する(P)」にチェックを入れると、チェックが全て外れます。これにより、パフォーマンスが向上します。

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一覧から不要な項目のチェックをなるべく多く外すことで、パフォーマンスは向上することでしょう。しかし、項目によっては使い勝手が低減してしまうものもあるかも知れません。お好みで調整を行ってみていただければと思います。

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