「出先などでOffice365のパスワードを思い出せなくて、サインインができなくなった」という場合、パスワードの再設定を行っていただく必要があります。
今回は、この手順についてご説明させていただきます。
2段階でパスワードをリセット
Office 365ではセキュリティを強固に守るため、パスワードのリセットには2段階での手続きが必要となっています。
https://portal.office.com/ にアクセスしてパスワードの入力でエラーとなってしまったら、「パスワードを忘れた場合」をクリックします。
「アカウントを回復する」画面が出るので、「ユーザーID」を入力し、画面上に表示される英数字を入力します。
- この表示、とても分かりにくいので、読み取りがしづらい場合には「矢印の回転マーク」をクリックすると、別の文字列に切り替えることができます。
- 英文字については、大文字、小文字を表示の通りに入力する必要があります。
入力した文字に間違いが無いことを確認したら「次へ」をクリック。
確認ステップ1
「アカウントを回復する」画面が表れます。
「確認ステップ1」では、3つの方法のうち1つを選択します。
Office 365に登録してある、別のメールアドレス、または携帯電話にSMSまたは自動音声で、確認コードを受け取ります。
確認コード(6桁の数字)がメールまたはSMS、電話で連絡が来たら、画面上に入力します。
確認ステップ2
「確認ステップ2」では、登録済みの「連絡用電子メールアドレス」にさらに確認コードが送信されます。
「電子メール」ボタンをクリックします。
電子メールを受け取ったら、記載されている確認コード(6桁の数字)を、コピーします。
画面上の入力欄に、2回めの確認コードを入力します。
「次へ」ボタンをクリック。
新しいパスワードの設定
画面の案内に従って、パスワードを設定します。
- 8~16文字で、大文字、小文字、数字、記号を組み合わせる必要があります。
- ユーザー名を含めることはできません。
確認入力も終えたら、「完了」ボタンをクリックします。
以上の手順で、新たに設定したパスワードで、サインインができることでしょう。
お疲れ様でした。
Office365のサインインに関する他のトラブル
Office 365をご利用中のお客様からのトラブル相談で多いのが、サインインに関するトラブル。
典型的な対応としては、「ブラウザーのリセット」を行っていただく事で対処していただいています。以下の記事も合わせてご覧いただければと思います。
パスワード設定のノウハウ
現状のインターネットの世界では、IDとパスワードで個人を特定する事がメインとなっており、万一に備えてパスワードは簡単には破られないようにするべきではありますが、複雑なものにすると覚えておくのも大変。手帳にメモしておくのも危険なものとなってしまいます。複雑なのに覚えておけるパスワードの作成方法についてのノウハウを下記の記事にまとめています。あわせてご覧ください。