4台のMacbook Airのうち3台が壊れたので修理を試みた。

業務で管理をしているMacbook Airが4台あるのですが、そのうち3台が壊れてしまった?!ということで、修理を試みてみました。

  • Late 2010 13インチ:Enterキーが利かない
  • Late 2010 11インチ:元気!
  • Mid 2012 11インチ:起動せず
  • Mid 2013 11インチ:起動せず

アップルの保証はすでに切れていますし、Genius Barに持ち込む時間も意欲もないので、ここからはオウンリスク。
サポート対象外のダメ元での作業です。

この記事の内容

(1)SSDが認識せず、交換で生還。

まずは、Mid 2012 11インチのMacBook Air、電源は投入できるのですがドライブを認識しない状態。

試しにLinux MintのライブUSBを装着して、電源投入後「option」キーを押して、USBメモリーからの起動させてみると、問題なく行える状態。

SSDに問題あり、のようです。

ひとっ走り「秋葉館」へ。

その前に、Macbook Airがどのモデルかを確認しておく必要があります。

  1. シリアル番号を確認:「シリアル番号の確認方法」(Apple)
  2. どのモデルかを確認:「MacBook Air のモデルを識別する方法」(Apple)

同じMacbook Airでも、作成された時期などによってたくさんのモデルがあります。

モデルによっては使われている部品が異なることがあって、特に内蔵ストレージのSSDは製造年度/モデルによって全く形状が異なる場合が多いです。

どのモデルかをきちんと確認しておいて、モデルに合ったSSDを購入しないと付け替えることができません。

Transcend SSD MacBook Air専用アップグレードキット (Mid 2012)を2万円ほどで購入してきました。

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アマゾンでも同等の価格で販売されているようです。

アップグレードキットというだけあって、Macbook Airの裏蓋のネジを開けるための星形ドライバーとSSDを固定しているネジを回すための、サイズ違いの星型ドライバーが2本ついています。

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また、取り外した古いSSDをUSB接続による外付けドライブとして利用可能なようにケース/ケーブルも同梱しています。(私の場合SSD自体壊れているので残念ながら使えませんが)

SSD交換の手順

img_0456-1

  1. 充電アダプターは取り外した状態で、本体を裏返して、星形ドライバー(小)で10本のネジを取り外した上で、裏蓋を外します。
  2. 上の画像の赤枠部分がSSDです。付属の星形ドライバー(大)でSSDを固定している1本の星形ネジを外します。
  3. SSDを慎重に取り外し、新しいSSDをスロットに装着し、星形ネジで再度固定します。
  4. 裏蓋だけを取り付けて、まだ10本のネジは取り付けずに、電源をつなげて動作チェック。
  5. 無事に動作しSSDも認識!星形ネジを再度取り付けます。

Time Machineで全てバックアップはとっていましたが、今回は、OS、アプリをすべて再インストールした上で、コンテンツだけをバックアップから戻しました。

たったの64GBしかなかった東芝のSSDが、240GBに。とても快適になりました。

(2)キーボードが故障のLate 2010 13インチ

ある日突然、Google Chromeで検索しようとしたら、「Enter」できない!

Enterキーが使えないと不都合ばかり。

すでに保証期間は終わってますし、修理に出したら高いし、キーボードの交換作業は、かなり複雑で繊細な作業が必要で私には手におえそうもありません。

修理に出す予算も無いので、内蔵ディスプレイを閉じて利用する「クラムシェルモード」で使い続けてもらうことに。

大型モニター、キーボード/マウスを繋いで使うことで、Macbook Airなのに、デスクトップPCと同じようにして使われることになりました。

(3)これはどうしようもない、Mid 2013 11インチ

いちばん新しい機種のMid 2013 11インチなのですが、あれやこれや、さまざまな手順を尽くしても起動できないので、可能な限り、隅々まで点検してみることに。

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バッテリーを外してみると衝撃の光景が。

ロジックボードとトラックパッド/キーボードをつなぐリボンケーブルの、接続部分にヘンなものが付着しています。

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リボンケーブルの先端は20pinで接合されているのですが金属部分が腐食されてしまっていました。どうやら飲料か何らかの液体をこぼしてしまい、トラックパッドの小さな隙間から入り込んでしまったように思えます。

この状態では復旧は難しそうです。

深追いはせず、ここでいったん終了することに。

一番新しいモデルなのに、残念!

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