出張時に電源が確保できない状況になったら業務に支障をきたしてしまう恐れがあることから、通常のコンセント電源=ACと、USBポート(3つ)での充電ができるポータブル電源を購入してみました。
24000mAh 85Wという大容量で、私の愛機のひとつ、Thinkpad X240の容量が5200mAhですからおよそ4.6倍もの容量となります。
何よりも家庭用と同じコンセントが使える点が大きな特長です。
正面には左から、かなり明るいLEDライト、USB充電ポート、電源供給On/Offスイッチ、そして一番右が通常の電源コンセントです。
VAIO S13の充電をしているところです。スリープ時の消費電力はわずか0.8Wなので、スリープさせながらでの充電も問題なく行えます。
パソコンの稼働時ですが、VAIO S13の消費電力はだいたい3Wから40Wの間。このポータブル電源は85Wまで対応しているので余裕です。
しかし、思っていたよりもサイズが大きくて、13インチVAIOの半分近くあります。
重さは649g。PC、タブレットやアダプタなどがすでに入っている出張用のバッグに、プラスで649gというのは結構重く感じてしまいます。キャリーカートを用いる出張で持参、という感じでしょうか。
このポータブル電源をカラの状態からフルに充電するまでは3時間かかりません。
寝ている間に充電は余裕で完了します。充電用のアダプターがノートPCのアダプターくらい大きいので、出張には持っていく気にはなれませんが、私にとっての2~3日の出張であれば、使い切る前に戻ってこれそうです。
新幹線や宿泊先のホテルでは電源が確保できるのですが、学会などで電源が確保できない時にはとても重宝しています。
これだけの大容量となもなると、「重い」、「かさばる」、という点はありますが、それさえ気にならなければクラウドワークの貴重な戦力となりそうです。