「祝!Chromebook(一部機種)でAndroidアプリが使えるようになりました!MS Officeも動いてます。」ということで、http://cloud-work.net/にも書いたのですが、6月17日、長い間夢見てきたことが現実となりました。
電源投入後、3秒ほどでログイン画面が現れる超高速起動。Chrome Webブラウザーをメインに余計なものを排除した潔いGoogle Chrome OS。
軽快な動作で快適に使えるのではありますが、これだけで仕事の多くをカバーできる!とは正直言いきれない所があるワケで。
そんな所を豊富なAndroidアプリでカバーできる、という点で大きな進歩を遂げたと言えるでしょう。
MS Officeも使えるように
PC版からすると機能は限定されるものの、Android版のMS Officeも使えます。
クラウドのOneDrive上で文書の”ひとり共有”もできます。
日本語入力は「Google日本語入力」なので変換効率もよく、淀みなく文字入力ができます。
ファイルアプリでOneDriveやDropboxのファイル/フォルダを直接操作
Google Chrome OSでは「ファイル」アプリでファイル/フォルダーの操作を行います。
標準でGoogleドライブが使えます。
この中にファイルを保存するとクラウド上のGoogle Driveにも自動的に同じファイルが置かれます。
上の画像のように、Dropboxとファイル/フォルダーの同期ができますし、OneDrive、Windows/Macとのファイル共有も可能です。
「ファイル」アプリの左ペインの一番下に「新しいサービスを追加」という表示があるのでクリックします。
「利用可能なサービス」として一覧で表示されるので、希望のものを「インストール」することで、簡単にクラウド上/ネットワーク上のファイルを利用できるようになります。
まずはタッチパネル式のChromebookから対応
今の所、Androidアプリを利用できるのはタッチパネル式のChromebook3機種に限られています。
タッチパネル式ではないPC環境でも使いやすくなるように、アプリの改造を行うようGoogleからAndroidアプリ開発者への呼びかけが始まっています。
2016年後半には多くのChromebookでAndoroidアプリが利用可能となる予定です。
これからのGoogle Chrome OSの動きには大きな注目が集まりそうです。