AV家電をはじめパソコン、スマホなど、異なるメーカー間の機器の相互接続を可能とする「DLNAガイドライン」。
Windowsなら簡単にDLNAサーバーになれます。Windows7時代から搭載されている「Windows Media Player 12」にはDLNAサーバー機能が標準で搭載されています。他の機器からのメディア再生を許可する設定を行うだけで、パソコン内の動画や楽曲、画像を同一ネットワーク内のDLNAクライアントから再生できるようになります。
WindowsをDLNAサーバー化する設定
設定はとても簡単。
エクスプローラーの左ペインにある「ネットワーク」上で右クリック。「プロパティ(R)」をクリック。
現われた画面の左サイドにある「メディア ストリーミング オプション」をクリック。
「メディア ストリーミングを有効にする」をクリック。
「メディア ライブラリに名前を付けてください:」の部分に分かりやすい名前を。
「不明なデバイス」と表示されていても、とりあえず「OK」を。
LAN上にある共有可能な(DLNAに対応している)家電やパソコンがあれば一覧で表示されます。
「カスタマイズ」をクリック。
「既定の設定を使用する(D)」のチェックを外して、「ライブラリ内のすべてのメディアをこのデバイスで利用できるようにする(M)」にチェックを入れます。
エクスプローラーの「ネットワーク」を改めてクリックしてみると、下の画像の赤枠内のようなアイコンが新たに現れます。
「(PC名):(メディア ライブラリ名称)」が表記されたメディアサーバーのアイコンをダブルクリックすると、
下の画像のようにWindows Media Playerが起動し、画面左下(赤枠部分)に「同一ネットワーク上にあるDLNA対応機器内に置かれているメディアにアクセスできるようになります。
上の例ではLAN内に設置しているNAS(ネットワークストレージ)に置かれている楽曲ファイルを、離れた場所から直接再生しています。