Windows 10は、2015年7月29日からWindows 7/8.1からの無償アップグレードに対応し、このサービスは、1年後の2016年7月29日に終了しています。
一方で、”アクセシビリティ機能(支援技術)を利用するWindows 7/8.1ユーザー”を対象とした無償アップグレードを継続してきています。
実は、支援技術利用対象者の範囲はとても広く、視力が低い人が文字を拡大する機能を利用したり、マウスの操作が辛くて「Ctrl + S」のようなショートカットを利用している人も対象となっており、しかもアップグレード時には特にチェックは行われません。
ところが、この無償アップグレード・プログラムも2017年12月31日に終了してしまいます。まだアップグレードしていない方にとって、無料でのアップグレードの最後のチャンスとなりそうです。
アップグレードする前に
Windows 7からのアップグレード時に多いようなのですが、アップグレード作業に失敗してしまうことが結構あります。
上の画像の例では、「0xC1900101-0x30017」という記載がありますが、このエラーコードでネットで検索すると解決策が見つかるかもしれません。
無駄骨を折る前に、アップグレード時には以下のようにするといいと思います
- 周辺機器をすべて外しておきます。
- Micorosoft以外のセキュリティ対策ソフトをアンインストールしておいた方が無難です。
無償アップグレードの方法
1、以下のアドレスにアクセスします。
2、「今すぐアップグレード」をクリックします。
3、「Windows10Upgrade・・・」というアプリがダウンロードされるのでダブルクリック。
4、日本語名で「Windows 10 更新アシスタント」というアプリが起動するので、あとは案内に従います。
環境によっても異なりますが、アップグレード完了までにかなりの時間がかかります。
それでもアップグレードに失敗してしまう場合
それでも失敗してしまうようならば、以下についても対応してみるといいと思います。
- Windows Update で最新の更新プログラムを適用しておく
- 各種ドライバーを更新しておく
- 「クリーン ブート」で常駐プログラムを停止する →手順についてはこちらをご参照ください。
さらに詳しくは、Micorosoftにより、以下のページに詳細がまとめられています。