前の記事で”出社前にオフィスの温度を快適に!”ということで、WiFiリモコンをご紹介したのですが、これがちゃんと動作するのか心配で(^_^;;;、導入してみたのがVstarcamのIPカメラ。
監視カメラというと電源の確保や取り付けが面倒、というイメージがありますが、これならコンパクトでオフィスの一角においてもいいかも、、、というIPカメラです。
200万画素あればHD同等。そこそこ画質はいいです。水平は355°回ります。上下は110°。カメラ自体が広角なので、これで一応一回り部屋中をチェックできます。マイク、スピーカーも内蔵なので、会話も可能。休日出勤の社員を驚かすこともできるかも。(それはイケませんね)
遠隔での操作はスマートフォン/タブレット、PCで行えます。
1、アプリのインストール
スマートフォン/タブレット用のアプリはiPhone/Android共に用意されています。
まず、スマートフォン/タブレットは2.4GHz帯のWiFiにつないでおきます。5GHz帯ではカメラの登録作業が行えませんので注意が必要です。
最初に「今すぐ登録」でアカウントを登録します。
クラウド経由で映像を視ることになります。中国企業のサーバーということもあって、これが気になってしまう方もいることでしょう。万一に備えてプライバシーを考慮し、パスワードの管理をしっかりと行うことを念頭に置いておく必要がありそうです。
2、カメラの登録
カメラ本体の底面にシールが貼ってあり、そこにQRコード、UID、初期パスワードが記載されています。
スマホのカメラでQRコードをスキャンすれば、UIDと初期パスワードが自動で入力されます。UIDと初期パスワードを手入力することもできます。
本体にLANケーブルをつなぐ有線LAN形式であれば設定はとても簡単で、カメラを登録後にパスワードを変更するだけで済みます。
無線LANの場合、スマホを2.4GHz帯の電波につないでおいて、アプリの画面に従います。
付属の説明書、カメラから流れる案内音声、アプリ画面全てが日本語化されているので、接続に戸惑うことはありません。
ここで、とても重要なのは、カメラ登録時のパスワードの変更となるわけですが、日本語で促してくれます。
スマホでのカメラ遠隔操作
縦画面でも横画面でも、様々な操作が画面タッチで行えます。
カメラは水平355°、垂直110°のパン/チルトに対応しており、画面上をなぞることでカメラが動きます。
ただし、すんなりと動くのは有線LAN接続の場合で、WiFi接続ではかなりコマ落ちしてしまい実用に耐えません。
本体にMicroSDカードを挿入しておくと録画ができます。
マイクアイコンをタップすると、カメラから音声を流せます。
スピーカーアイコンでは向こう側の音を聞くことができます。
一番右側のクルーズアイコンは、監視のために自動で動き回る設定ができます。
スマホ画面をピンチアウトすることで、デジタルズームとなります。
最高に引き延ばして、スマホ上ではこれくらいの画面になりますが、エアコンの電源がつけっぱなしかどうかくらいは、十分に判別可能です。
PC用アプリケーションのインストール
この機種は上記でご紹介したiPhone/Androidのスマートフォン用の他、Windows/Mac用のアプリケーションを必要に応じてダウンロードできるようになっています。
Windows版の場合、インストールしようとすると、以下のような表示が出てしまいます。
念のためウィルススキャンを行ってみます。
インストーラー上で右クリック>「Windows Defenderでスキャンする」を選びます。
問題がないことが確認できたら、「詳細情報」をクリック。「実行」をクリックしてインストールを進めます。
PCでのカメラ遠隔操作
IDとパスワードは、スマートフォンで作成したものと同じものを使います。
ログイン後、操作パネルが現れたら右上の登録済みのカメラアイコンをクリック。すると映像が現れます。
このアプリ、16台まで登録して同時に操作可能です。1画面表示に切り替えます。
画質は200万画素なので結構いいですね。画面上をクリックすると操作パネルがでて、パン・チルト・ズーム、録画、撮影などコントロールができます。
暗視カメラとしての機能
レンズ回りには6本の赤色LEDが組み込まれており、光の無いところでも映像を視ることが可能です。
打ち合わせデスクのところにスマホを置き忘れていた、ということがわかったり
やばい!空調のスイッチを消し忘れていた!・・・
・・・ということを確認できたりして、
前の記事のWifiリモコンを用いて、遠隔でエアコンのスイッチを切ったりするときにも十分に役立ちそうです。