ネットワーク周辺機器

「NAS」としてハードディスクを活用。USBポートが付いている無線LANルーターなら簡単

無線LANルーターに「USBポート」が付いていると、いわゆる「簡易NAS」が利用できてとっても便利。

USBポートにハードディスクやSSD、USBメモリーを挿すだけで「NAS=ネットワーク アタッチド ストレージ」になります。

ネットワーク上にストレージを置いておくことで、PCはもちろんスマートフォン、タブレットなどからファイルが利用可能となります。音楽や動画、写真などのメディアファイルであればAV家電やゲーム機からも利用できます。

Buffalo無線LANルーターの簡易NAS機能の問題点

今までUSBポート付きのバッファローの無線LANルーターにハードディスクを接続して簡易NASとして利用してきましたが、一つ問題が。

対応しているのはFAT32形式あるいはXFS形式。

XFSはもともとUNIX向けのもので、Windowsで動くパソコンに直接接続した場合、認識してくれません。

一方のFAT32形式は、かなり古いWindowsのフォーマット形式。2TBを超えるディスクが利用できず、1ファイル4GB以内という制限があります。

今や4K動画の時代、1ファイルで4GBを超える場合には、保存ができないという問題です。

NASとして利用するには、NTFS形式またはexFAT形式で利用したいものです。

#Macの場合、exFAT形式が便利。直接USBケーブルでMacと接続した場合でも、すぐに認識されます。

tp-linkならNTFS, exFAT形式で利用可能

そこで新たに買い足したのがtp-linkのArcher A9(AC1900)。

「A9」はAmazon限定品でAmazon Alexaに対応しています。
一般には「C9」として販売されており、NTFS、exFATにも対応しています。

USB 3.0とUSB 2.0のポートが一つずつあって、USB 3.0ポートにはストレージを、USB 2.0ポートにはプリンターなどを接続する仕様ですが、両方にストレージを接続して利用することも可能です。

USB接続~ディスクの認識~簡易NASを利用可能に

tp-link ArcherシリーズでUSBポートが付いている場合、ポートにストレージをUSBケーブルで接続した上で管理画面にアクセス。

「設定」>「USB 設定」で「スキャン」をクリック。

認識されたら、「ステータス」画面で「IPアドレス」を確認します。

Windowsのエクスプローラーを開いて、「\\」(半角の円記号)に続けて、調べておいたIPアドレス「192.168.x.xx」と入力してエンター。

ネットワーク・フォルダーが現われ、この中にファイルを保管したり参照することができます。

同じネットワークにつながっている他のPCなどからファイルを参照したり保存して共有できることで

音楽、動画、写真などのメディアファイルを保管しておけば、下記記事の手順でメディアサーバーとして機能させることもできます。

Windows 10の「メディア ストリーミング オプション」を有効するだけでDLNAサーバーに。動画、音楽、写真をLAN内で共有。

”簡易”NASと本格的なNASの違い

今回ご紹介した”簡易”NASは、フォルダー/ファイルごとのアクセス権など、細かい設定ができません。

本格的なNASであれば、部門や役職などによってファイル/フォルダー毎にアクセス権の設定が可能です。

一方でRAIDなどの機能により複数のディスクを搭載しておくことで、耐障害性の向上や、書き込み・読み込み速度の向上が見込めます

ただし管理は面倒なものとなり、担当者の負担と責任が大きいものとなってしまいます。

本格的なNASを導入するかどうかは、IT管理部門があって専任の担当者を配置できるか、あるいは管理能力/意欲があって兼任できる人材がいるかどうかによると思います。

いずれにしても、”簡易”NASは、同じネットワークにつながっている人であれば誰でもがファイルを放り込んでおく事ができるファイル置き場となるものです。少人数でのファイル共有として手軽に利用できますし、単独での保管場所としても利用でき、複数のPCやスマホ、タブレットでファイル/コンテンツの参照ができるようになる点では、とても便利です。

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