パソコンを、フレンチフライやポテトチップスなんかを食べた手で触ってしまったり、そうでなくても暑い日にはどうしても皮脂が付着しやすくなってしまいます。
カバンの中に無造作に入れてしまうと、他のものと擦れ合ってしまい、傷が付いてしまったりした日にはショックで気分もへこんでしまいます。
液晶画面のガラスもとても薄いもので傷つきやすいのでは?と心配になってしまいます。
私は初代機からMacbook Airを使っていますが、ボディについては”アルミ”ということで、どのようにお手入れすればいいのか、迷ったものです。特にアルミという金属の特性を誤解して、傷の修復を試みてしまい、かえって見苦しくなってしまったという失敗も経験しています。
今回はMacbook Airのお掃除/お手入れとアルミボディについてしまった擦り傷を目立たなくする方法について見ていきたいと思います。
よほどの深い傷じゃない限り、アルミボディは、そんなにもヤワじゃない
カバンに無造作に裸のMacbookを突っ込んで、移動中に硬いものと擦れてしまうと傷になってしまうことがあります。
写真だとわかりにくいかも知れませんが、肉眼だととても目立ってしまいます。
このような”擦り傷”が本体についてしまうとショックに感じてしまいますが、よほど深いキズでない限り、意外と簡単に消せます。
オススメは100円ショップ(ダイソー)で売られている”万能ウェットダスター”
除菌剤、防カビ剤入りのウェットタイプのメッシュシートです。
まずは、このシートで丁寧に拭くだけで、黒っぽいシミのように付いてしまった擦り傷が消えてしまいます。
一方で、”油ギッシュ”な手で触ったボディには皮脂が付着して、しばらく経つと”くすんで”しまうのですが、こちらも同時に拭い去りることができます。
1枚で1台が充分に拭き取れることでしょう。ただし、私は液晶画面には用いません。別の柔らかいものを使います。
脂汚れがひどいキーボードのキートップや、ホコリの付着で黒ずんだキーの間などは、”OS用おそうじシート”を用いています。
界面活性剤による中性洗剤であることで、アルミやキーボードのプラスチックを傷めることもなく、パソコン周りの汚れならば充分落とせます。何よりも洗剤の”液漏れ”の心配もないので安心して使えます。
液晶画面は電解水パワー
液晶画面は、本来ならば”マイクロファイバークロス”だけを用いるようにしているのですが、どうしようもない汚れが付着している時には、「窓ガラス&テレビ等の汚れ落としに!」という”銀イオン・アルカリ水入り”のシートで拭き取るようにしています。
仕上げはマイクロファイバークロス
本来ならば、このマイクロファイバークロスだけでMacbook Airをキレイに保つとこができるのですが、上記のような”お掃除シート”と併用することで、さらに強力になります。
このクロスを使う時には、充分に乾いてから拭くようにしないと、かなり拭きづらいですし、浮き出た汚れをクロスが吸収してしまいます。
最近のお気に入りは「特大のメガネ拭き」。大きくてとても使い勝手がいいです。
”研磨”系はコスるなキケン!
さて、実際に2008年に登場した初代機で、やらかしてしまったのが次の2つです。
1,歯を白くする効果のある歯磨きだったらボディを薄く削って、傷を目立たなくできるだろうと、ブラシにつけて軽くですが、擦ってしまいました。
2,さらに仕上げに、台所などで重宝される「メラミンスポンジ」で軽く磨いてしまいました。
傷はすぐに消え去って、効果てきめん!
・・・と喜んだのもつかの間。
数日経つと、コスッた部分が、ところどころ白っぽく粉を吹いた感じになって、対応前よりも”シミ”が目立ってしまう結果となってしまったのでした。
1円玉って白っぽく粉吹いたカンジですよね。あんなカンジです。
「アルマイト加工」による皮膜を削ってしまわないように
アルミニウムは車のホイールなどにも使われるように、軽量で加工しやすい金属です。
ウラを返せば削れやすく、傷もつきやすく、腐食もしやすいため、表面を保護するために、酸化させて皮膜で覆う加工、すなわち「アルマイト加工」が施されています。
さて、”歯磨き”には研磨剤が入っています。
洗剤を使わず水で濡らすだけで汚れを落とせる”メラミンスポンジ”は、”メラミン樹脂”という素材でできており、”研磨スポンジ”とも言われています。
そうです。歯磨き&メラミンスポンジによる研磨剤 x 研磨グッズの両方で、せっかくの「アルマイト加工」が施されている表面の層を削りとってしまった、というのが過ちでした。
・・・ということで、他のPCならあまり気にはしない汚れや擦り傷も、Macだと何故か気になって気になってしかたないのは愛情の深さなのでしょうか。。。(^_^;;;
ぜひ、私のような失敗をなさらず、美しいMac生活をお送りくださいませ。
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