楽器演奏を楽しむ私にとってYouTubeは宝の山。
世界中のアーティストと共演している気分にさせてくれます。(^_^;
パソコンで再生するYouTubeの音に合わせて楽器を弾くときには、音のレベルを調整し、合わせるためには、「ミキサー」を使うと便利です。
また、Liveコンサートの映像と合わせて弾くならば、リバーブなどのエコー効果を付けられるエフェクターがあると、何だか上手くなったような気がして(^_^;とても気分がいいです。
パソコンでコンテンツ制作を行う際にも、サウンドの扱いにあたってはミキサーが1台あると何かと便利かと。
マイクによる音声入力、エレキ・ギター/ベースを始めとするマイクを搭載した楽器からの入力、iPhoneなどのスマホ、タブレット、パソコンから出る音などを入力し、音のバランスを調整して、ひとまとめにして、スピーカーやヘッドフォン、録音機材にサウンドを送るというのが「ミキサー」の役割。
私のオススメは、BEHRINGERのXENYXシリーズのミキサーで、中でもエフェクター内蔵を表す「FX」がついた、「1202FX」または「1002FX」です。
このミキサー、コンパクトな筐体に、豊富な機能を有しながら、何よりも、プライス・パフォーマンスが高いところがポイント。合計12の入力に対応した1202FXの場合、ネットで10,000円未満で購入可能です。
ちなみに、よりコンパクトな10チャンネルの1002FXの方が人気が高く、下位機種でありながら、価格が倍近くになっています。(2015年5月現在)
100種類に及ぶデジタル・エフェクトを搭載。単体のマルチ・エフェクターでも5,000円~10,000円してしまうので、これだけでもお得感があります。
1202FXの場合、YouTubeを再生するパソコンのヘッドフォン端子(ステレオミニプラグ)と、ミキサーの5/6チャンネルのL/R(標準モノラルプラグ)を接続します。
ケーブルは別途、用意する必要があります。
モノラル標準×2とステレオミニケーブルで接続します。
家にあるコードが「ステレオミニプラグ-RCAピン」の場合、ピン(RCA)を標準モノラルに変換するプラグがあればOKです。
エレキギター、エレキベース、エレキヴァイオリン、エレキチェロ、キーボードなどは、1ch~4chの「LINE IN1」の端子(標準モノラル)につなぎます。
ヘッドフォンを装着し、パソコン側の音量調整をして、楽器側の音量、PANつまみで左右のバランス、EQつまみで、高中低それぞれのイコライジングを、FXつまみでエフェクトのかかり具合を調整します。
準備が完了したら、パソコンでYouTubeにある楽曲を再生し、演奏を楽しみます。
「伴奏」や「Backing」、「accompaniment」などで検索すると、楽曲の伴奏のコンテンツも豊富にあるので、楽器の練習にはとても重宝しています。
私は今、ヴァイオリンに集中して取り組んでいるのですが、自宅では近所迷惑なので弾く事ができません。
そこで生の音がとても小さいエレキ・ヴァイオリンで練習をしています。昼間仕事をしていると、じっくりと時間をかけて楽器を弾けるのは、どうしても夜になってしまうので、以上のような方法で練習をしています。
ちなみに、クラッシック音楽の楽譜であれば、国際楽譜ライブラリープロジェクト(IMSLP)からPDF形式のものが入手可能で、いつも活用させていただいています。