【改訂】ひと昔前でも結構いいスペックのPCをChromebook化すると、メッチャ快適

VAIO S13 LTE Simフリーモデルを新たに調達したこともあって、ThinkPad X220を新たにChromebook化してみました。

すでに私の場合、自分の業務の大半は、Chromebookで進むようになっていますので、どちらかというとChromebook化したThinkPadがメインマシンといってもいいほどです。

CPUは、Core i5 2520M(2.5GHz) 、5世代も前ながら、余裕です。メモリーは贅沢に16GB。ストレージは128GBのSSD、しかし、G Suiteをエンタープライズ版にアップグレードしたので、ストレージ容量は実質無限です。

メチャクチャ快適です。YouTubeでBGM再生させ、大量のタブを切り替えながらでも、ストレスなく、しごとが進みます。

この記事の内容

SSDに換装

ThinkPadは伝統的にストレージ、メモリーの換装が楽ちんです。(今ではその伝統も失われつつありますが)

安いSSDを購入して載せ替えてみました。

ディスクは薄型の7mmタイプを用います。

ストレージの換装はネジを一本外すだけです。

ゴム製のスペーサーを新しいSSDに付け替えて、挿入。

ネジを1個締めて完了。

CloudReadyをインストール

Neverware社が個人向けに無償公開している「CloudReady」をインストールします。

オープンソース版の「Chromium OS」をベースにしているので、Chromebookに入っている「Chrome OS」と基本的にはおんなじです。

CloudReady 起動/インストール USBメモリーの作成手順」を動画でまとめました。

併せて、ご覧ください。

ThinkPadの場合、PCの電源投入直後に「F12キー」を押し続けると、起動ドライブを選択できます。

上下の矢印キーで「USB HDD : Generic USB Flash Disk」を選択して起動します。

一通り、動作を確認したらメニューから「install CloudReady…」を選んでインストールを行います。

「DUALBOOT」のインストールもできるようになっていますが、失敗したら復旧が大変です。

今回のようにまっさらなディスクでもいいですし、消えてしまっても問題ないディスクを用いてCloudReadyを単独でインストールするのが、後々余計なトラブルに巻き込まれることもなくオススメです。「INSTALL STANDALONE…」を選ぶことで単独インストールとなります。

言語、キーボードレイアウトを選ぶ

インストール時に、言語を選びます。

日本語はJapaneseなので、ABC配列の上位中程にあります。

キーボードはふつうであれば「日本語」配列を、英語配列のキーボードの場合は「英語」を選びます。

時計をあわせる

インストール直後は時間が米国時間となっています。

画面右下の時間表示部分をクリックして、さらに「日付表示」部分をクリックします。

「日時」設定画面で、タイムゾーンを変更します。

日本は「+9:00」なのでリストのかなり下にあります。

radiko.jpを聴けるようにする

radiko.jpを聴こうとすると、Adobe社のFlashPlayerをインストールするように表示されて、再生できません。

市販されているChrome OSと異なりオープンソース版の「Chromium OS」の場合、私企業が特許を保有しているツールについては同梱することができません。

したがって、Adobe Flash、メディアコーデックは別途入手する必要があるのですが、CloudReadyなら簡単。

「設定」の「Media Plugins」から、簡単にダウンロード&インストールができるようになっています。

このコーナーにある3つを追加でインストールしておきます。

終了したら、いったんログアウトして再ログインすれば有効となり、再生できるようになります。

メディア再生も大丈夫。PCオーディオとしても使えてます

メディアファイルの再生は、「ファイル」アプリで再生させたいメディアファイルをダブルクリックすれば、対応するプレイヤーが起動して再生できます。

ビデオの再生もスムーズです。

サウンドファイルの場合、画面右下に小さいプレイヤーが現れて、作業の邪魔になりません。

最近のステレオプレイヤーにも搭載されている「DAC」=「Digital to Analog Converter」とUSBケーブルで接続すると、ドライバー不要ですぐに音が鳴ります。

真空管アンプを間に通して聴いてみると、かなりいい音で再生できてます。

もはやChromebookがメインPC

最近では、Windows PCを使う必要があるのは、顧客のサポート時、専用アプリを使わざるを得ない時ぐらいなものです。

こんな画面が出始めて、2時間ほど、ろくに仕事にならないWindows PCを横目で見ながらも、、、

仕事を止めるわけにはいきません。

だから、私はChrombookをメインに使っているのです。

Intel Core PCであれば、快適!

私のThinkPadに搭載しているCPUは、Intel Core i5 2520M(2.5GHz) 。第二世代となる「Sandy Bridge」です。

2011年に発売されたモデルで、何世代も前のPCですが、Chromium OS上であればとても快適に動作します。

Acer, ASUSのChromebook, Chromebox, Chromebitも利用していますが、これらをかなり凌ぐパフォーマンスを発揮しています。

まぁ、一番は、メモリーの空き容量があればあるほど力を発揮できるChromeですので、16GBのメモリーを積んでいることが一番の要因かも知れませんが。

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