Microsoft OfficeならPDF形式での保存が簡単。MS WordならPDFファイルの編集も可能

Windows 10で作成した文書は、こちらの方法で、印刷メニューからPDF形式ファイルに変換することができますが、Microsoft Word, Excel, PowerPointで作成した文書であればもっと簡単。

「名前を付けて保存」から、「ファイルの種類」で「PDF」を選ぶだけでPDF形式として保存ができます。

一方、MS Word(2013以降)であればPDFファイルの編集もできてしまいます。

この記事の内容

MS OfficeでPDF形式に変換/保存

MS Word, Excel, PowerPointの場合、「ファイル」>「名前を付けて保存」を選び、保存画面を表示させて「ファイルの種類(T):」で「PDF(*.pdf)」を選択して保存します。

SaveAsPDF

Wordで編集中の文書です。

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こちらを「名前を付けて保存」で、PDF形式で保存すると、Windows 10の場合Microsoft Edgeが起動してPDF形式に変換されたファイルが表示されます。

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パスワードでセキュリティ対策

PDFファイルを開く際にパスワードの入力を必要としたい場合、PDF形式での保存の際に、「オプション(O)…」をクリックして「ドキュメントをパスワードで暗号化する(N)」にチェックを入れます。

PasswordPDF_word

現れる画面でパスワード(6~32文字)を設定します。

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MS WordでPDFファイルを編集

複雑なレイアウトの場合、編集が難しい場合もありますが、文字が中心で簡単なレイアウトのものであれば、PDF形式のファイルを編集することも可能です。

まともに編集できるかどうかはともかく、まずはMS WordでPDFファイルを開いてみましょう。

PDFファイルのアイコン上で右クリック。

「プログラムから開く(H)」>「Word 2013/2016」を選びます。

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変換を行う旨の表示です。ファイルの状況によっては変換に時間を要します。

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まずは、文字中心のWordファイルの場合、下図のように法律の条文のようなものであれば、ほぼ問題なく変換して文字/レイアウトの編集が可能です。

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図版と文字が混在するPDFファイルの場合です。

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MS Wordで開いてみるとフォントと色味、点線の種類などが変わってしまっていますが、ほぼ同様に再現されて、文字/レイアウトの編集が可能になっています。

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もちろんフォントの変更も可能です。

PDFファイルによっては編集を許可しないものがあったり、画像化したものをPDF化したものもあるので、全てのファイルが編集可能であるわけではありません。

なお、元々MS Wordで作成されてPDF形式として保存されたものであれば、再現性がとても高いものとなります。

うまく編集できればモウケもの、くらいの気持ちで利用するのがいいのかも知れません。

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